2023年は、ホラー映画がたくさん注目された年でした。日本でも海外でもいろいろな作品が公開され、映画館や配信サービスで話題になりました。このページでは、日本と海外のホラー映画の中から特に人気があったものや、ちょっと変わった作品、続きものの映画などをわかりやすく紹介していきます。
日本のホラー映画に注目!
『ミンナのウタ』は、アイドルグループが本人の役で登場する作品で、学園の都市伝説がテーマになったホラー映画です。青春ドラマっぽさもあって、若い人からも人気がありました。
『忌怪島(きかいじま)』は、島を舞台にしたホラーです。島には不思議な伝統や呪いのようなものがあり、そこに科学が関わってくるちょっと変わったストーリーでした。こわいだけじゃなく、謎も多くて楽しめます。
『カラダ探し』は、何度も同じ日を繰り返してこわい目にあう、タイムループ系の映画です。友達との絆や協力も描かれていて、ホラーなのにちょっと感動する場面もあります。
『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』のような、もともとホラーではない作品にも、最近ではこわい演出が使われています。アクション映画なのに、緊張感があったり、びっくりする場面があったりして、ジャンルの境界が広がっています。
海外のホラー映画もたくさん登場!
『マリグナント 狂暴な悪夢』は、スピードのある映像と意外な展開が話題になった映画です。びっくりするシーンが多く、SNSなどでも話題になりました。
『スクリーム6』は、人気シリーズの新作で、ニューヨークの街が舞台です。にぎやかな都会の中にひそむこわさがうまく表現されていて、ファンの間でも高く評価されました。
『ザ・ブーギーマン』は、スティーヴン・キングの物語を映画化したものです。ふつうの家の中にある「見えないこわさ」をテーマにしていて、静かな雰囲気から急にこわくなるシーンが印象的です。
そのほか、『メグ2』や『ノック 終末の訪問者』など、ホラーとスリラーの間くらいの映画も多く公開され、いろんな人が楽しめる内容になっていました。
これまでにないホラーのスタイルも
2023年には、今までにないホラーの表現を取り入れた作品も出てきました。
『メガロマニア』は、現実と幻のあいだを行ったり来たりするような内容で、映像や音の使い方がすごく工夫されています。不思議でこわい雰囲気が続きます。
『スキンアマリンク』という映画は、あまりセリフがなく、観ている人が自分で想像しながら怖さを感じるように作られています。あとで「どういう話だったんだろう?」と話したくなるような映画です。
最近では、VR(仮想現実)を使って、自分がその場にいるかのように感じられるホラー体験も増えてきていて、ホラー映画の楽しみ方もどんどん変わっています。
人気シリーズの続きも登場!
『インシディアス 怨霊の迷宮』は、これまでのシリーズを見てきた人にもうれしい内容でした。前に出てきたキャラクターも登場して、つながりのある話になっています。
『エビルデッド ライズ』は、古いホラー映画をもとにした新しい作品で、アパートの中でこわいことが起きる設定です。グロテスクなシーンも多く、こわいもの好きにはおすすめです。
このように、シリーズの作品は新しい人も楽しめるように工夫されていて、長く人気が続いています。
怖いだけじゃないホラー映画の魅力
2023年のホラー映画は、ただこわいだけでなく、人の気持ちや心の中を描いた作品もたくさんありました。
『ボーはおそれている』では、不安や孤独といった気持ちがホラーの形で描かれています。観ていてドキドキするだけじゃなく、「自分もこういう気持ちになることがあるかも」と思わせてくれる内容です。
家族や友だちとの関係、大切な人を失うことなど、いろいろなテーマをホラーで表現することで、見終わったあとにも考えることがある映画が増えてきています。
おわりに
2023年に公開されたホラー映画は、たくさんの種類があり、こわさのスタイルもさまざまでした。びっくりさせるシーン、グロテスクな映像、心がざわざわするような静かな恐怖、アートのようにきれいな表現まで、本当にいろいろありました。
映画館で大きなスクリーンで楽しむのもいいですし、自宅でゆっくり観るのもおすすめです。どんな楽しみ方でも、自分に合ったこわさを見つけることができる時代になっています。
まだ観ていない作品があれば、ぜひこの機会にチェックしてみてください。きっと忘れられない“恐怖体験”が待っています。
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